GCB9/GCB10 | コネクタ用低挿抜力電気接点


コネクタの挿抜力を極限まで下げるコンセプトを掲げ開発したオリジナルのコンタクトバンドです。コネクタの寿命を延ばし、嵌合相手への傷つきを低減させます。独自構造による広いばねのたわみ範囲により、接点のみで位置ずれやピン径のばらつきを吸収できます。

丸形ソケット

丸形プラグ

バスバーソケット
(フォークソケット)

面押し当て(バットコンタクト)
支点をずらした回転運動により接触相手側の可動域を広げ、接触圧力を押さえます。
この構造により主に摺動対象となる接触相手の摩耗を抑えることでコネクタの寿命を伸ばし、傷つきの外観不良を抑制します。
同時に接触相手側では広いばねのたわみ範囲を得ることができるため、ピン・ソケットタイプのコネクタであればハウジングやコンタクトのフローティング無しに電気接点部で芯ずれを吸収することが可能となります。
挿しこまれるピンが毎回変わるようなアプリケーションではピンの太さの製造公差のばらつきが大きい場合でも安定した接触が可能となります。
面押し当てによるバットコンタクト接続であれば、接触相手との間にクリアランスが発生しても通電を確保できます。
コネクタ以外にもφ400などの製造公差の大きい構造物のグラウンディング接続にも応用が可能です。
通電経路のコンタクトボディと可動性能を決めるばねは別の部品からなります。
通電部には電気抵抗の低い銅、ばね部にはばね性に優れたステンレスを使用しているため高い通電性と広い可動領域を両立しています。
GCB9とGCB10の違いは大きさです。
グローブ・テックが特注コネクタを設計する際に電流値、ピン径、位置ずれ量、製造公差などからお客様の仕様に合わせて選定いたします。
| 装着幅 | |
|---|---|
| GCB9 | 8.3mm |
| GCB10 | 3.8mm |
【特許技術:特許第7426728号】 (米国特許2023年12/27出願済(公開番号20240235085)
大電流コネクタでも低挿抜力
φ14のプラグ・ソケットでの挿抜力は従来品の1/18です。
| 種類 | 引抜力 |
|---|---|
| 標準品ソケットMS14-左 | 45.1N |
| GCB9φ14ソケット-右 | 2.5N |
挿抜力の問題により多極化が困難な大電流コネクタをより多い極数で設計可能です。
抜き挿し、押し当て回数の寿命が長い
| 種類 | 寿命 |
|---|---|
| ピン・ソケット形状 | 2万回~ |
| 押し当てバットコンタクト | 2万回~ |
社内試験に合格
※接触相手の材質、コンディション、動作仕様などに依存します
嵌合相手に傷をつけにくい
20,000回の挿抜でも接触相手への傷つきは最小限です。
接点接触部と非接触部の境目に線は見えますが、素地の露出はありませんでした。
コネクタの位置ずれを電気接点で吸収
プラスマイナス0.75mmの
芯ずれを許容できるプラグとソケット
嵌合相手の寸法ばらつきの許容量が大きい
ピン径φ27~30まで対応できる
φ30ソケット
すき間が0~1.5mmまで対応できる
φ30押し当てコネクタ(バットコンタクト)
耐熱温度が高い
ばね部にステンレスを使用することにより、最大300℃程度の環境で使用可能です
※電気的発熱と環境温度を合わせた温度です